WebGL を使って作るバレンタイン企画、参加者募集中です
こんばんは。
自宅 PC がお亡くなりになり、古い XP ノートから仕方なく Web に接続しているわけですが、はてなブログの管理画面は本当に重くて困っちゃいますな。
さて掲題のとおり、先日発足させていただいた日本の WebGL 開発者のためのフォーラム。こちらでバレンタインと連動した WebGL の企画を発表しました。
バレンタインデーにかこつけて、WebGL でなんか作ろうぜというものです。
まだ、企画自体の参加者はそれほど集まっていませんが、それでもなにかしら日本の WebGL 普及に一石投じられそうな雰囲気はしてきました。
ちょっとしたものでもいいですし、もちろんヘルパーライブラリ使ってもまったく問題ありません。今からでも、ご参加いただける方がいましたらフォーラムからご連絡いただくか、私宛にメールしてください。
公開は2月14日当日を予定しています。
まだ2週間ほどありますし、ぜひご参加お待ちしてます。
さてここからは余談です。
上記のフォーラム、なにも先鋭家たちが最新技術で鎬を削るために発足したのではなく、誰でも気軽に参加してもらって WebGL に対する造詣を深めてほしくて作ったものです。
何を隠そう私自身、あまり 3D に明るいわけでもなくて、世の中にいるスーパーエンジニアたちからいろいろ教えてもらえたらラッキーという魂胆もあったりするわけですね。
WebGL ってぶっちゃけて言うとかなり謎技術というか、普通のエンジニアなら名前を耳にしたことはあっても、なかなかチャレンジしてみようという領域に入らない技術だと個人的には思います。
かくいう自分も、初めて目にしたときは Flash かなにかの一種だと思ったうえに実装しているコードの例を見てこりゃ無理やんって思いました(笑)
そんな経験もあって、やっぱり間口をもっと広げるべきなのかなって思いました。実は、それを自分なりに体現してきたのが今の wgld.org の姿なんですね。
Google 先生のご機嫌にもよりますが、おかげさまで WebGL というキーワードで検索すると wgld.org はトップページに出てきます。少しは、自分の抱いた「もっと日本に WebGLを」という思いは達成できているのかもしれません。
ただ今年に入って思ったのが、やっぱり wgld.org みたいな(変な意味じゃなくて割りとカッチリした)サイトだけでは限界があるなって思ったのと、自分のプログラマとしてのレベルの低さの実感。
企業プログラマとして働いたことがない私にとって、同様のことができるかあるいは同じ話題で盛り上がれる人は周囲に一人もいません。
このままではいかんなと思いました。
普及させたくても、それを成そうとしている自分自身がまるで成長もできてない。それじゃだめだと思ったんですね。
HTML や CSS に関することは当然プロの方たちみたく書けませんし、3D プログラミングとなると本職の人たちにとっては既に脳髄に嫌というほど刷り込まれている当たり前のことでハマったりしますし、Git の使い方はいまだにいまいちわかってませんし、Vim をついこないだ初めて触ったんですがいかにもありがちな「これ文字打てないじゃん」状態になりましたし、とにかく要するにプログラマとして自分をもっと磨かなくちゃいけないなと思いはじめました。
開発者フォーラムを自分が立ち上げても、それに賛同してくれる人は正直あんまりいないかもしれないと思っていましたが、それは良い意味で裏切られてたくさんの人が参加してくれました。
フォーラムをどういうふうに使うのかは、人それぞれに自由だと思います。RSS を定期購読する程度のノリで、最新情報がいちはやく手に入ったらいいなくらいの感覚でも、それはそれでいいと思うんですよね。
たくさんのエンジニアがいて、たくさんの思想やセンスが集まって。
そのなかで自分がもっとプログラマとして磨かれていく。
いや、これはすばらしいなぁ。
だからこそ、がんばることができそうなのです。それだけを言いたいためにずいぶん長い余談を書きました。
そんな私が発足した WebGL フォーラム。
自分自身のためだけでなく、一人でも多くの方にとって有益なものになりますようにがんばります。