どくらぼ

言いたいことを言います

ライブラリの功績

バレンタイン企画の製作中、感じたこと。

 

Three.js のようなライブラリを一切使わずに WebGL のコードを書いている。これには理由がある。ひとつには、そもそも使い方調べてない。ふたつには、wgld.org は極力ライブラリを使わない方針だからだ。

 

一つ目の理由、なぜ使い方を調べないのか。

そもそも WebGL や 3D プログラムに関してわからないことがいっぱいあって、Three.js の使い方を覚える隙間があるならば、もっと基本的なことをちゃんと覚えなくてはいけないなと感じるから。

でも、最近思うのは、単に WebGL の使い方を解説しているだけでは、本当の意味で WebGL の普及に貢献しているとは言えないのではないかってこと。WebGL をスクラッチで書くのが大変だからこそ幾多のヘルパーライブラリが世に存在するのであって、それらを使う選択肢を持った人の助けになることも、それはそれできっと WebGL 開発を助けることになるのだと思う。

 

今回バレンタイン企画用のプログラムを書いていて、本当に、WebGL というやつはなんて冗長なんだろうとあらためて感じた。これは、大概の人がやる気なくしてしまうよなって思った。

同時に、wgld.org でテキストを書くときは別として、自分の成果物を高い精度と高い生産性で仕上げていくには、やっぱり自前でもいいからライブラリを作って利用する必要がある。そうしないと、労力と時間ばかり掛かってしまって非常に無駄が多い。

 

誰かが作ってくれた便利なライブラリを使うのも、いいと思う。それを否定しないしむしろ誰かがライブラリを使おうと思ったとき、その助けになれるとしたらそれが最上だと思う。

ただ、自分が自分のプログラムを好きに書いていく上では、やっぱり自前のライブラリがいい。

 

問題は、それをいつ書くのかってことだ。

本当に、やりたいことがいっぱいあって大変だ。楽しい。