どくらぼ

言いたいことを言います

楽しかった #jsstg の後日譚

先日開催したゲーム投稿イベント、夏の javascript シューティングゲーム祭り 2014。

投稿作品は実に 13 作品。自分が想像していたよりもはるかに多くの作品が集まり、中にはもちろん WebGL を利用したものもありつつ、WebRTC などを利用したものもありつつ、とにかく多彩な顔ぶれとなりました。

作品公開ページ

 

作品の公開から少しだけ間をあけて、連動企画となる勉強会を開催。

こちらも当初考えていたよりも早い段階で参加希望者が定員に達し、当日も非常に内容の濃い勉強会が開催できました。

会場には、@Stocker_jp さんが声をかけてくださり Stocker.jp/Space をお借りすることができました。とてもいい会場を貸してくださって本当に助かりました。

 

Stocker_jp さんにはその他にもいろいろと助けていただきまして、動画の撮影もしていただきました。勉強会の様子を、iPhone にて撮影したものになっています。少しでも勉強会の様子を感じていただけたら幸いです。許可もいただいておりますので、私談も交えつつ、紹介したいと思います。

 

なお、Stocker_jp さんご自身も記事になさっておられますので、そちらも興味のある方はご覧になってみてください。

 

 

まずはとびっきりのシューティングゲームへの想いを語ってくれただいしさんのお話。

 

たとえばテレビ番組やインターネットで、自分にとって興味のない分野のことでもそれを追求した専門家の言葉が胸に響くことってありますよね。私は、自分自身シューティングゲームが好きなほうだとは思います。でも、とことんのめり込むというところまでは達してないようにも思います。

今回こうして深くシューティングゲームについて考察しただいしさんのお話を聞くにつけ、非常に楽しい気持ちになれたのは新鮮な体験でした。

 

 

次は phi さんが登壇。

runstant という URL を圧縮先の領域として利用するユニークなエディタを利用し、勉強会参加者のみんなでハンズオンしました。

phi さんご自身が想定していたとおりの結果にならなかったりして、それはそれで笑いを取りつつ、いい意味で非常に楽しい時間をみんなで共有できました。

プログラマとしてのこだわりが非常に強く感じられるセッションで、phi さんの人柄がよく表れた内容になっていたように思います。動画でお見せできないのが残念ですが、こういったライブ感の強いセッションは、やはり勉強会ならではです。今後も、ライトでわきあいあいとした気軽に楽しめる今回のような勉強会を、積極的に開催していくべきだなと感じました。

 

 

さて、続いてはわたくしですね。

 

自分のことをあれこれ言ってもしょうがないので、詳しくはスライドの内容などと併せてご覧ください。

しかし、今見返してみたら思ったんですが、スージーって誰やねん……スザンヌのことをスージーと言ってますねw たぶん、緊張していたんでしょう。

 

 

さらに続いたのが nyamadan さん。

こちらは WebGL + WebRTC + Dart という異色の、しかし最新の技術の詰め合わせのような作品を紹介したセッション。

残念ながらこちらも動画はないのですが、実際に、会場にいるみんなで同時対戦ができたのは本当に感動的でした。こればかりはその場にいた人だけの特権になってしまって申し訳ないのですが、いずれはこういったリアルタイム対戦ゲームが一般的になるのかもしれないなと感じさせてくれる興味深い内容でした。

 

 

当初の登壇者四名のセッションが終了し、ここからは LT に突入。

なんと飛び入りも含め三人がネタを披露してくれました。

 

まずは Atlas.js という自作のゲームライブラリを引っ提げて、なんと今回のためにわざわざ愛知から東京までやってきた(!)という堀さんの LT。

 

しかし愛知からとは……すごい情熱だ。個人的には、当ゲーム投稿イベントと当勉強会を主催した身としまして、ここまでの情熱を注いでいただけたことが大変うれしかったです。 

 

 

LT の二人目は、jsstg に作品も投稿してくれた kamakiri_ys さん。

 

中途半端な状態で jsstg の作品公開ページに載せちゃって……ごめんなさい……

次回はもっと長めに製作期間を設けて、誰もが納得のいく状態で作品を投稿できるようにスケジュール組まないとな……

 

 

さらにさらに、最後はこちら。

 

直接シューティングゲームとは関係がありませんが、omatoro さんの ECMAScript 6 に関するスライドですね。ゲームの記述にも役に立ちそうなテクニックがたくさんあり、いろんな意味で心躍りました。

ただ、現状すでに魔境と化している javascript の世界に、この ES6 がやってきた場合……その闇はさらに深くなるのではないかと個人的にはちょっと思いましたw

 

 

とまあ、こんな感じでおおよそ 3 時間の楽しい勉強会を開催することができました。

シューティングゲームという親しみやすいジャンル、そしてテキストエディタ一丁でプログラミングできる javascript というスクリプト。今後もこれらがいい意味で多くの人の心を刺激するものであり続けてほしいなあと思います。

 

次回も必ず開催したいと思わせられるイベントでした。

今回の反省も生かしつつ、年明けに応募締切、からの公開、というくらいのスケジュールで、早めに作品募集をかけようと思っています。興味のある方は、ぜひ挑戦してみていただければと思います。

 

スピーカーの皆様他、参加者の皆様も含め、本イベントに関係してくださった皆様ありがとうございました!

主催者として、本当に楽しかったですしうれしかったです。