WebGL 開発者フォーラムにてゲーム作品投稿イベントを開催します!
2月に行ったバレンタインデー企画に続き、WebGL 開発者フォーラムとしてゲームの投稿イベントを開催したいと思います。
Twitter ではすでに告知させてもらったのですが、一応こちらでも告知しておきます。
詳細は、下記のリンクを参照ください。
japan webgl developers - Google グループ
ちなみに、Google グループへの参加は強制ではありませんし、グループに参加していなくても要件さえ満たしているなら、どなたでも作品投稿を受け付けようと考えています。せっかくなのでグループにも参加してもらえたら、という程度ですのでお気軽に参加を検討していただければと思います。
以上、告知終わり。
さて、最近はレイトレーシングや、レイマーチングについていろいろ調べていた。自分にとって未知の領域過ぎて、あまりにもわからないことが多かった。
そもそも、レイトレやレイマーチングで必要になる知識や技術は、本質的には WebGL で必要となる技術と同じだ。ただし、より数学的な理解を必要とする……ような気がする。
そしてフラグメント単位で処理しなければならない都合から、冗長でも見た目が上質ならそれでいいという風にもなかなか考えにくい。まして、ネイティブアプリならともかく WebGL だ。速度を過剰に犠牲にすることは好ましくない。このあたりは非常に難しい問題だと感じる。
これはレイマーチングでレンダリングした溶岩っぽい雰囲気の地形サンプル
こんなレンダリング結果が、まさかフラグメントシェーダのみで表現できるなんて最初は思いもよらなかった。その仕組みを理解すれば、なるほどできないわけはないのだと気がつくけれど、そういう発想がなかったし発想が仮にあっても実現する知識は自分にはなかった。
今は、少しくらい理解できてきたように思う。
いずれ、もっともっと成長して解説テキストを wgld.org に書きたい。たくさんの人に、ここ数週間で自分が感じた高揚感や感動を体感してほしい。
フォーラムでゲーム投稿イベントを企画したことによって、たくさんの人が WebGL に興味を持ってくれたらうれしい。WebGL はまだまだ一般には謎技術だ。いろんな分野の人に、いろんなサプライズや驚きを届けたい。きっと、自分がレイマーチングを勉強することも、それにつながる一つの道であると信じている。
急に話が戻ってしまうけど、フォーラムのゲーム企画、少しでも興味があるならぜひ参加してほしい。
ライブラリを使っていたっていい。外部ツールを全力で活用したっていい。それこそ、私のようにスクラッチで WebGL を書いてほんと冗長だよこれパネェなと溜息を洩らしたっていいと思う。
私がプログラミングを始めたきっかけは、ゲームを作りたかったからだった。
私が WebGL に可能性を感じたのも、ブラウザで 3D のゲームが普通に動くようになる未来に心が躍ったからだ。※もちろんそれ以外にもいろいろあったのでしょうけれど
誰かにとっての、そのキッカケを。
自分の力でひとつでも多く生み出したい。
がんばっていいゲームを作ろう。
いや、いいかわるいかよりも、一生懸命ゲームを作ろう。
楽しみだなあ。